心の感動

日野原重明先生のお話から

日野原重明先生               平成21年(2009年)7月6日(月)

  NHKスタジオパーク 日野原重明先生
  97歳で現役バリバリ 人生は常に挑戦

日野原重明先生は現在97歳(10月に98歳)、明治44年(1911年)生まれ(翌1912年にタイタニック号事件が起きる)、
1932年(昭和7年)20歳のとき、ひどい結核で闘病生活、またひどい腎臓病にも罹りました。
1970年(昭和45年)58歳のとき、よど号ハイジャック事件に遭遇、
 4日間機内に閉じこめられました。山村議員が替わりに平壌に行ってくださいました。
よど号事件に遭遇して、人生観が大きく変わりました。
「これからの僕の人生は与えられた人生だ」と考えるようになりました。
生活習慣病は自分の毎日の習慣がつくるものです。
私は一日18時間働いています。楽しんで働くから生き甲斐を感じています。

   週2回の診察
   年170回の講演
   連載5本の執筆業
   著書はこれまでに200冊以上(医療・看護分野の本は別)
   海外出張は年5回

健康長寿の秘密:
朝: 朝食は液体のみ。牛乳、ミルクコーヒー、それからオレンジジュースかリンゴジュースにオリーブオイルをティースプーン4杯入れて飲みます。
 朝食は液体のみなので、90秒で済みます

昼: 牛乳とクッキー3~4個ですから、昼食は1分もかかりません。

夕食は普通の食事をいただきます。半膳のご飯とお魚、野菜で、800キロカロリー、一日全体のカロリーは1300キロカロリーです。

現在、体重は62kgで、身長は168センチが165センチに下がっています。

小食であっても、集中して仕事をしたら、空腹を感じません。
若さを保つ運動法: 
  朝と夕に体操
   腕立てを20回
   スクワットを40回(できるだけ速く)
若く見られるためには首が大切です。肩を動かさないで、首だけでさっと後ろを見ることができるように。
「首回し運動」はお風呂に入っているときにもやります。

日野原流 健康長寿の心得:

  60歳から: 人生の後半の開始、食事は腹8分、筋力をつける
  70歳から: 新しいことを創める(はじめる)。やったことないことをやる
 80歳から: よく歩き、若い者に好んで接する
  90歳から: 心の赴くままに行動し、道理に違わず
 100歳から: よい友をもち、あるがままに生きる

 最後はあるがまま。「終わり良ければ全てよし」(シェクスピア)
 最後は感謝して、私が生まれたことに「ありがとう」と言い、神様にお世話になったことに感謝します。最後が良かったら、周りの人々も、「私達もああなりたい」と思っていただけるでしょう。

みんな良い遺伝子を持っているのです:

 良い遺伝子を出すには、環境をよくすることです。環境とは
良い友と交わる。
良い本を読み、良い文学に接する
良い音楽を聴く


良い環境の中で芽が出て、実を結ぶのです。

日記を書く: 神様への誓い
日記を書いています。3年日記と10年日記を。
東京オリンピックは7年先か8年先、2016年には、私は105歳です。

約束したら書いておくのです。書くことはただの予定ではなく、
「神様にお誓いする」ことです。
コミットメント: キャンセルできないのです。
書けば長生きできるのです。
思いを込めて書くのです。
目標を立て、「これをやるぞ」と。

 
視聴者からの質問:
 1 95歳の母の愚痴: 何か言いたいことがあるのだから、「ああ そう」
   「ああ そうなの」と聞いてあげることです。

 2 やせたいのですが: 食べ物を40%少なくし、何かに集中することです。

 3 インフルエンザ対策は: マスクは人に迷惑をかけないためにするのです。人にうつさないために、ハンカチを鼻に当て、下を向いて鼻をかむのです。マナーです。

 4 短時間に、質の良い睡眠は: うつ伏せになって寝ることです。
うつ伏せになって寝れば、若い女性は頭の後ろの髪型が壊れません。
朝、髪を整えるのに30分 時間節約できます。
ぜんそくの人はうつ伏せになって寝ると楽になります。
うつ伏せになって寝る動物には不眠症はありません。

 5 お酒は: 日本酒なら1合。ビールなら小ビン1本、そして休肝日を決め、何も飲まないことを守るのです。

 6 6ヶ月の赤ちゃん: スキンシップが必要なのです。スキンシップとは
    抱いてあげることです。そして語りかけてあげることです。
子供は聞いていない、分からないと思わないことです。
子供はジーッと聞いて分かっているのですから。
10歳になったら、大人以上です。
    スキンシップが必要です。

 7 現代の子供達へ: 君たちは「いのち」を持っているだろう。いのちはどこにあるのだろう。いのちは持っているが、見えないものです。
    私達は今の時間を使えます。時間をどう使うかが生きていることです。

    野口雨情の「シャボン玉の歌」: 野口雨情の子供が生まれてすぐ亡くなってできた歌。

   大切なものは目に見えないものです。
   前向きに生きることは素晴らしいことです。

   いのちの大切さ、生きることの喜びを教えていただき、
有り難うございました。            以上

ありがとうございます。 感謝  信川忠道
t.nobukawa@jcom.home.ne.jp
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by t-nobukawa | 2010-03-17 16:36
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